７月２日、（株）マネジメントサポート様より講師をお招きして「メンタルヘルス・レジリエンス研修」を開き、若手社員が受講しました。

今回は“精神的”なレジリエンスについて知識を得、グループワークを通して他の人の意見、思考を聞いて学ぶ講習でした。
レジリエンスとは、仕事に関連して「災害などのリスクに対する抵抗力や災害を乗りこえる力」として社員には認識されていて、もともとなじみがある言葉ですのでイメージはつかみやすかったかと思います。ただ、今回の“精神的”なレジリエンスについては初めて聞く社員も多く、興味深く受講しました。

精神的に落ち込んでも前を向いて回復・修復する力をつける必要性、またその力をつける具体的な方法を学びました。温かいものを食べたり、有酸素運動や複式呼吸で体を整える、しっかり眠ることも重要だと認識しました。
また、強靭なメンタルとは、落ち込まない心ではなく、一旦底まで落ちこんで、そこから前を向いて回復することだというお話しは目から鱗でした。
確かに、失敗などの事実から逃避するのではなく、それを受け止めて一旦底に沈むけれど、そこから上に向けて前進する人の方がメンタルは強いイメージがありますね。自分に起きた事実を、一回俯瞰して他人事のように考え、他人だったら今の自分にどんな励ましの言葉をかけるのか？と客観的に考えてみる。そして、自責思考と他責思考とをジャッジしてバランス良く反省し、そこから前を向いて自分が変わっていく。
「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。」と非常に前向きになった研修でした。