ガウディとサクラダ・ファミリア展　ー東京国立近代博物館
建築家アントニ・ガウディ。近年、日本においてもガウディファンが増えているような思います。一度見たら忘れることのできないその造形とバルセローナ市内に点在するカサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアなど建築群が世界遺産に登録されたことも拍車をかけているのかも知れません。事実、世界中からの観光客の増加や寄付が増えたことでサグラダ・ファミリアの建設が早まったことも事実のようです。
今回の展示はサクラダ・ファミリアに焦点があてられているものの、ガウディのデザインの背景にある西欧のゴシック建築やのイスラム建築、彼の生まれ育ったカタルーニャ地方の歴史や風土などにも触れています。また、貴重な模型、スケッチ、図面なども展示されている展覧会でした。